1890年末、トルコ文化研究のためスタンブールに出向いた村田君と、下宿屋の女主人や個性豊かな様々な国の下宿人たちとの熱い交流。いつしか芽生えた友情のようなものは…。『本の旅人』連載を単行本化。
83歳のエディは一瞬の事故であっけなく死んだ。彼の人生はなんの意味もなかったのか…。しかし、その死は本当のおわりではなかった。彼を天国で待っていた5人の人物とは? エディが最後にたどりついたものは。
数年前、イランのアフガン難民キャンプで出会った少女が、故国の病院で働いていた。奇跡の再会をはたした医師が、彼女との医療援助活動を通して、国際協力の真の意味を問いかける。